先日「白ワインとCCPM」を公開しましたが、今回もメタファーでCCPMをお伝えしたいと思います。

本日は、以前友人たちと焼肉を食べに行った際のお話をしたいと思います。ちなみに焼肉は私の好きな食べ物ランキングで第2位です。40代になるとギラギラ系よりもさっぱり系のお寿司が1位になってしまいました。40代以上のみなさんには共感できることと思います(笑)

 焼肉屋で友人たちと和気あいあいと焼肉をしていると、なぜかプロジェクトと共通する点が多いのではないか?と私の脳が活発に動き出してきました。

 みなさん、何が共通するのか、おわかりですか?

 焼肉は、具材の大きさ、厚さ、置き場所によって、焼く時間が変わってきます。
しかも、焼肉1枚ならじっくり見て、良い焼き加減でおいしく食べることができるのですが、特にせっかちな人だと、網一杯に焼肉を同時に並べ始め、終には、どの焼肉が良い焼き加減なのか判断がつきにくくなってしまいます。きっと、焦げ付いた焼肉を多めのタレでごまかすこともあるのでしょう。
これでは折角の焼肉もおいしくないですよね。

 さらに、ここまでなら、まだ人間の勘(観)の世界で管理できるのでしょうが、焼肉の具材は、お肉だけではありません。

たまねぎ、にんじん、ピーマン、シイタケやソーセージ、エビ、etc・・・。

これらの具材についても、その大きさ、厚さ、置き場所なども管理しなければなりません。

ここで多くの具材があるからといって、網の上にガチャガチャ隙間なく乗せてしまったらどうなるのでしょうか?

優先順位の高いお肉の犠牲になり、焦げ付く野菜をみなさんも数多く見られたことがあるのではないでしょうか。

 

 ここまで読んでいただくと、みなさんが抱えているプロジェクトと焼肉の共通点が見えてきませんか?

 焼肉では焦げ付いた具材を出さないよう、「全ておいしく焼き上げるため」に具材の焼き加減と適切な量、焼く順番を考慮する必要があります。

一方、プロジェクトも同様に、適切な実行管理や適切なプロジェクト実行数、そして投入タイミングを考慮する必要があります。

そして、複数プロジェクト環境下では、焦げ付いたプロジェクト(具材)を出さずに、「全てのプロジェクトを成功させる」必要があります。

 

 もし、みなさんがこの焼肉とプロジェクトが繋がったのならば、焼肉は焼肉屋さんにお任せし、プロジェクトに関わるご相談は是非私たちにお任せください。

私たちが、お肉をおいしく焼く方法ならぬ、「プロジェクトを最適に進める方法」をお伝えします。

 

~今回も、ちょっと、こぼれちゃった話~

 焼肉業界に「焼き加減や適切な具材量、焼く順番を教えてくれる仕組み」があったらいいですね。ものぐさな私としてはあったら嬉しいです。

 焼肉は、数秒から数分で繰り広げられるプロジェクトです。この短い時間でグッドなおいしさを見極め、人の好みの判断があるからおいしく感じるのかもしれませんね。

 みなさんは、そんな仕組みの焼肉屋さんがあったら、行ってみたいと思いますか?

 

営業グループリーダー 菅原 大祐

 

 

この記事は、弊社サイトで過去に掲載していた内容を再掲載しております。