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コラム

           
クリティカルチェーンとは?活用シーンやクリティカルパスとの違いを解説

マネジメントする立場の方が学びを深める中で戸惑うポイントのひとつが、数多くあふれる「マネジメント用語」ではないでしょうか。

本日ご紹介する「クリティカルチェーン」もそんなマネジメント用語のひとつ。

一見とっつきにくく思える言葉ですが、業務改善に大きく役立つ考え方なのです。

正しく理解し、ぜひ業務に役立ててみてください。

プロジェクトマネジメント用語「クリティカルチェーン」とは

業務でプロジェクト管理などのマネジメントを担当されている方であれば、「クリティカルチェーン」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。

その中には、理解するためにクリティカルチェーンについて本で調べようとしても、とっつきにくくて挫折してしまった…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回はクリティカルチェーンについて、似た用語である「クリティカルパス」との違いなども含め、丁寧に解説していきます。

クリティカルチェーンの活用シーン

改めて、クリティカルチェーンとはプロジェクト管理の手法のひとつを指します。

チェーン=鎖の名前の通り、プロジェクトの実行において最も時間が長くかかる作業の連なりを表す言葉で、工期短縮などを目的としたプロジェクトマネジメントで用いられています。

クリティカルチェーンに着目し改善を行うことは、プロジェクト全体の工期を短縮し、さらに納期遅延を防ぐなど、大きな効果が見込まれます。

クリティカルパスとの違い

ここで、もうひとつよく耳にするであろうマネジメント用語「クリティカルパス」についても解説しておきましょう。

クリティカルパスは単純に工程のネットワーク図上で最も長い作業工程のこと。

一見同じようですが、クリティカルチェーン法などメソッド名としても呼称されるクリティカルチェーンは、最長の経路にさらにリソースの関係性を加味したより複雑なものを指して
います。

そのため、不測の事態への対応などより深い検討に使用できるのがクリティカルチェーンなのです。

プロジェクトマネジメントにおいては、クリティカルパスを意識するのはもちろんのこと、一歩踏み込んだクリティカルチェーンに着目し、より精度の高い管理を行うことが大切です。

実際のマネジメントにクリティカルチェーンを活用しよう!

ここまでの解説で、クリティカルチェーンについて、徐々に掴めてきたかと思います。

ここからは上位概念であるTOCなど理解を深め、より使える知識へと進化させていきましょう。

以下では、実践編として、どのように導入するのかを含め、より深くクリティカルチェーンについて解説していきます。

クリティカルチェーンを使いこなすために

クリティカルチェーン法と呼ばれることもあるように、その特徴を活かすことでクリティカルチェーンは実際に業務に活用できる手法になります。

まずは、クリティカルチェーンのもととなる考え方の「TOC」について理解していきます。

マネジメント手法TOCについて理解しよう

クリティカルチェーンの理解にあたって欠かせない考え方が「TOC」です。

クリティカルチェーンの提唱者であるエリヤフ・ゴールドラットは、マネジメント理論TOCを確立したことで知られています。

ここでは、クリティカルチェーンの背景となる考え方、TOCについて理解しておきましょう。

TOCはマネジメント手法の一種で、日本語に訳すと制約条件の理論となります。

最大の特長は、パフォーマンスを妨げている制約条件に着目する点です。

全ての課題に満遍なく対策を打つことをやめ、課題の根本原因である制約条件に絞った対策をとることを基本原則としています。

最小の手間と時間で、最大の改善効果を得られる点は、TOCの優れたポイントでもあります。

制約に注目し改善を行うことは、最長の時間を要する工程に絞って注目するクリティカルチェーンとも通じるものがあるでしょう。

TOCの考え方は、次に紹介する「CCPM=クリティカルチェーンプロジェクトマネジメント」にもつながるとても大切な考え方です。

クリティカルチェーンを用いたマネジメントの特徴を理解しよう

TOCの中で、クリティカルチェーンを用いたマネジメント手法にあたるのがCCPMです。

CCPMは、クリティカルチェーンに着目し管理することで、適切にバッファを管理するプロジェクトマネジメント。

CCPMの特長は、バッファを各タスクごとでなく全体に対して設ける点です。

これにより無駄なバッファがなくなり、遅延が生じたタスクへ当てることで、プロジェクト全体の進捗の管理がグンと容易になります。

また、バッファの残量が把握しやすいこと、進捗状況の共有がしやすいことなど、チームとしての見える化が進むことで、プロジェクト進行はよりスムーズなものに!

クリティカルチェーンを用いたCCPMの導入によって、最終的には工程の短縮を図ることも可能です。

まとめ:クリティカルチェーンを用いたマネジメントで、業務改善を目指そう!

この記事では、クリティカルチェーンについて解説を行ってきました。

クリティカルチェーンに着目するマネジメント手法CCPMは、企業の規模や業種を問わず導入できるのも魅力のひとつ。

私たちビーイングコンサルティングは、TOCおよびCCPM導入のプロフェッショナルとして、多くの企業で導入を成功に導いてきました。

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