開催概要

マルチプロジェクト編では、全てのプロジェクトやタスクを優先度に応じて3色に「色分け」し、「いまやるべきではないこと」に割り当てていたリソースを「いまやるべきこと」に集中させて組織全体のパフォーマンスを向上させる方法をご紹介します。

セミナー名 【マルチプロジェクト編】CCPM導入セミナー
日時 2020年10月15日(木)
15:30~17:00
会場 オンライン(Web会議システム)
※Microsoft TeamsとZoomで同時配信いたします。ご利用ツールを選んでご参加頂けます。
※質疑応答時間を設ける予定ですので、マイクが使用できる環境でのご参加を推奨します。
定員 20名
※定員になり次第、締め切らせて頂きますのでご容赦ください。
※規定人数未満の場合には中止とさせて頂く場合がございます。予めご了承願います。
対象 プロジェクトマネージャー、PMO、部長職、本部長、経営層、他
※複数名でのご参加も大歓迎です。お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
※同業他社の方、研修講師業の方のご参加はお断りさせて頂きます。
内容

突然ですが、皆様はこのようなことでお困りではありませんか?

◆早急な対応が必要なプロジェクトの報告メールを見落としていて、対応が遅れていた間ずっとプロジェクトが停滞していた。
◆「着手可能か否か」だけでプロジェクトの開始時期を判断していた結果、同じ理由で多くのプロジェクトが停滞してしまっている。
◆成果物の品質水準について他部署と認識の齟齬があったことが発覚し、プロジェクト終盤で大きな手戻りが発生した。

【シングルプロジェクト編】でご紹介している「バッファマネジメント」はマルチプロジェクト管理の観点においても重要な概念です。

※【シングルプロジェクト編】CCPM導入セミナー

経営層のマネージャーは、多くのプロジェクトの中から「マネジメントが必要なプロジェクト」と「マネジメントが不要なプロジェクト」を区別して把握しなければなりません。
従来のプロジェクト管理では、偏った判断にならないように、多くの時間を費やして細かな報告まで目を通して情報を拾い上げ、その区別をしていたのではないでしょうか?
プロジェクトが色分けされていれば、マネジメントの要否を瞬時に把握することができるようになります。また、優先度の高い赤バッファプロジェクトの期間短縮を図るために、緑バッファプロジェクトから支援要員リソースを送り出すといったようなプロジェクト横断的な対策も、迅速、かつ、適切に判断することができるようになります。
課題把握、適切なマネジメント判断、対策実行のスピードアップは組織全体の生産性向上に大きく貢献します。

他にも、マルチプロジェクト管理においては「パイプラインマネジメント」も行います。
多くのプロジェクトには共通して「プロジェクトが停滞しやすいフェーズ(統合フェーズ)」があります。新規プロジェクトの開始時期などを決める際は、統合フェーズが同時期に重なることを避けるためにプロジェクト投入時期を調整する必要があります。
“いまやるべきでない新規プロジェクト”にむやみに着手することを避け、停滞して長期化してしまうプロジェクトが出てこないようにコントロールできれば、全てのプロジェクトを短いリードタイムで完了させることができるようになり、結果として、組織全体の生産性が向上します。

また、「フルキット」というアプローチもご紹介します。
実行中のプロジェクトに大きな手戻りが発生すると、その他のプロジェクトにもその影響が及びます。そのため、プロジェクトや重要なタスクは、準備が万端になっていなければ着手しないということを組織として当たり前の状態にします。
ここで述べていることは、「当然のこと」かもしれませんが、大きな手戻りが発生しているということは、それができていないということです。

本セミナーでは、CCPMによるシングルプロジェクト管理方法(概要)とマルチプロジェクト環境における「パイプラインマネジメント」や「リソース集中」、「フルキット」などについてご紹介します。

少しでもご興味をお持ちくださった方は、奮ってご参加ください。
※ 「不確実性が高すぎる上流工程をマネジメントする【新知識】上流工程CCPMセミナー」も別途開催予定です。併せてご参加ください。
※ 複数名でのご受講も大歓迎です。「上司や同僚にCCPMの考え方を知ってもらいたい」という方や、周りにプロジェクト管理にお困りの方がいらっしゃるという方は、お誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。

◆ご留意事項◆
本セミナー冒頭でシングルプロジェクト管理の概要についてご説明する予定ですが、より深くご理解頂くには、弊社開催の「【シングルプロジェクト編】CCPM導入セミナー」を事前にご受講して頂くことをお勧めします。

アジェンダ ・CCPMによるプロジェクト管理(シングルプロジェクト環境) ※冒頭で概要をご紹介します。
・CCPMによるプロジェクト管理(マルチプロジェクト環境)
・Q&A ※ご希望の方は1対1でのブレークアウトセッションも対応致します。
(Teamsにはブレークアウト機能がありませんので、別途対応致します。)
講師 弊社コンサルタントが務めます。
受講料 無料

*セミナー内容や講師は予告なく変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。