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コラム

           
TOCによる業務改善5ステップ|研修を実施するメリットも解説

TOCというマネジメント手法をご存じでしょうか。

「仕事が思うように進まないが、原因が分からない」

「気が付いたら仕事が進まず、夕方になっている」

TOCは、組織を運営していく中で起こる上記のような課題を解消してくれる理論です。

今回は、組織で活動している人なら知っておいて損はないTOCの意味や研修を受けるメリットをご紹介します。

TOCとは?

TOCは、イスラエルの物理学者であるゴールドラット博士が唱えた理論で、生産管理の場面で利用されています。

従来のマネジメント手法では、各問題をそれぞれ独立したものとして個別に原因を深掘りし、プロセスの最適化を目指すものでした。

しかし、多くの場合はひとつの問題を解決しても他の問題は解決しません。

なぜなら、表面に現れる問題は他の問題と関連があり、他の問題を解決すると解決したはずの問題がまた浮上するからです。

結果、いくら問題を解決しても根本的な原因の解決に至りません。

TOCでは組織のパフォーマンスを改善するために、問題が起きている根本的な原因である制約(Constraints)にフォーカスします。

そのため、TOCを利用すれば解決したはずの問題がまた浮上することは少なくなるのです。

TOCは日本語で「制約条件の理論」と訳され、大野耐一さんが考案したトヨタ生産方式が基と言われています。

パフォーマンスの改善が急務な組織にとってはうってつけの理論です。

研修で会得できるTOCによる業務改善ステップ

では具体的に、TOCではどのように業務改善していくのでしょうか。

以下にてその5ステップをご紹介します。

ステップ① 制約を見つける

組織を客観的に見渡して、パフォーマンスの足かせとなっている工程が何なのかを見つけます。

制約とは、目的達成に向かううえで存在する数々の"好ましくない事実"を引き起こしている根本的な原因です。

制約を見つけるコツは、組織で「無理」や「無駄」と叫ばれている部分が無いか社員や従業員にヒアリングすることです。

ステップ② 制約を最大活用する方針を決める

制約が見つかれば、制約部分の工程にあるリソースを最大限活用します。

制約となっている工程のパフォーマンスが業務全体のパフォーマンスを決めています。

そのため、業務全体のパフォーマンス向上のためにも制約部分のパフォーマンス向上が必要です。

ステップ③ 制約以外のすべてをステップ2の決定に従属させる

制約となっている部分以外の工程も、制約部分のパフォーマンスに合わせて処理します。

なぜなら、制約以外の部分は過剰に成果物を生産していることがほとんどだからです。

過剰な成果物は全体で見ると無駄であるため、無駄なコスト削減につながります。

ステップ④ 制約を強化する

次に、無駄を削減したことで生み出されたリソースを、制約部分の工程にある処理能力を最大化することに充てます。

そして、制約部分の処理能力が向上した分だけ全体の処理能力も向上させます。

結果として、業務全体のパフォーマンスが飛躍的に改善するのです。

ステップ⑤ 制約が解消したら惰性に気を付けてステップ①に戻る

以上で紹介した制約の特定から強化までの流れを繰り返します。

この時、今まで進めてきた改善が崩壊しないように惰性に注意することがコツです。

TOCの研修を実施するメリット

組織のメンバーにTOCを自主学習させるのは難しいと考えている方の為に、TOC研修が提供されています。

ここでは、TOC研修を受けるメリットを2つご紹介します。

①TOCの基礎知識が身につく

TOC研修を受けることで、TOCの基礎知識が身につきます。

基礎が身につけば、その後自分で学ぶことになっても比較的学びやすくなるでしょう。

結果、組織メンバーへのTOCの定着が早まります。

②根本原因の見つけ方がわかる

TOCでは根本原因にフォーカスして業務の改善を行います。

今までパフォーマンスの低下原因が分からなかったことも、根本的な原因が分かればすぐに解決するかもしれません。

パフォーマンスが上がり営業利益が増えれば、以下のような手段で更に組織を発展させることも可能です。

  • 従業員へ利益還元し更にパフォーマンスを発揮してもらう
  • 設備投資にお金を掛ける

TOC研修を実施している株式会社ビーイングコンサルティングについて

当社、株式会社ビーイングコンサルティングは、TOCをプロジェクト管理に適用したCCPMの教育・育成を目的とした研修を提供しています。

基礎から学べる『CCPMベーシックコース』が用意されており、組織にTOCやCCPMの知識が一切ない場合でも問題なく受けることが可能です。

基礎動画での事前学習は動画でいつでも好きなタイミングで勉強ができ、テレワーク環境にも対応しているため、受講計画を柔軟に組めます。

CCPMを現場で実践する為の知識とノウハウを得たいのであれば、株式会社ビーイングコンサルティングの研修がおすすめです。

TOC研修を実施して、より効率的な組織作りを目指そう!

今回の記事の内容をまとめたものが以下の通りです。

  • TOCは制約にフォーカスして組織のパフォーマンスを改善させる
  • 制約条件とは、企業や組織のパフォーマンスを妨げているものである
  • TOCの習得には研修の利用がおすすめである
  • TOC研修を通じて、売上の向上が見込める

社員教育にTOCを取り入れることで、今まで社内にあった課題が一気に解消されることもあります。

プロジェクトをマネジメントする立場にある方は、ぜひTOCを活用するためのTOC研修も検討しましょう。

また、TOCのさらに詳しい内容を、以下資料にて公開しております。

無料資料ダウンロードへのリンク

こちらも併せてご覧いただくことで、よりTOCの重要性を知ることができますので、是非ご活用ください。

case

弊社TOC事業の取引先企業と導入事例の一部をご紹介します。

ビーイングコンサルティング
【シャープ株式会社様】
わずか6ヶ月間で30%の開発リードタイム短縮

プロジェクトマネジメントを利用した企業文化のイノベーションは、いかにして実現されたのか――。シャープ株式会社にもたらした変革の過程を、実際のイノベーションリーダーの経験談を交えながら紹介する。

ビーイングコンサルティング
【マツダ株式会社様】
開発期間50%短縮を実現

マツダ社で開発・製造する自動車技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」のパワートレイン開発にCCPMを全面適用し、大成功を収めたマツダだが、改革の始まりは”草の根活動”がきっかけだった。マネジメントへの信頼がイノベーションを加速し、チームワークが最大化された過程を紹介する。

ビーイングコンサルティング
【東芝デジタルソリューションズ株式会社様】
完成品在庫68%削減

TOC導入をきっかけに「キャッシュフロー大幅改善」「リードタイム大幅短縮」「棚卸資産大幅削減」を達成した事例を紹介。そもそも、なぜTOCを導入する決断に至ったのか、また大きな組織で成功を収めるためには何が必要なのか、各過程を振り返りながら会社に起こった変化を追う。

seminar

弊社では定期的にTOCに関連するセミナーを開催しております。
ノウハウ、事例紹介、体験型と多様なスタイルのセミナーを用意しておりますので目的やご希望に沿ったセミナーにご参加ください。

ビーイングコンサルティング
12月21日開催 【ミドルマネージャー必見!】
プロジェクト変革セミナー第2弾!『複数プロジェクトを成功させる環境とは』
ビーイングコンサルティング
12月15日開催 【上流から下流までCCPMで】スタンダードCCPM&上流プロセスCCPM
ビーイングコンサルティング
12月11日開催 【最優先タスクだけに集中する!】超高速プライオリティ・マネジメントセミナー
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