Interview 2: TOCの導入により、組織の何が変わったのか? (3/4)

* AQUOS R で撮影

わずか6ヶ月で開発リードタイムを約30%短縮!!
組織の何が変わったのか?

-TOCを導入したとことで開発リードタイムを約30%も短縮できるようになるなど、組織的なマネジメントが変化し始めた事は明らかでした。

八塚様:実は、事業部の全体でTOCをやってみようという雰囲気になっていたわけではありませんでした。先にもお話しましたように、ビーイング様にご協力いただいて、まずはハードウェア開発部門だけで先行してトライアルを実行しました。実際にプロジェクトに適用して結果がでてみると、各マネージャーが言っていた事でもありますが、「これまでも一生懸命にマネジメントしてきたつもりだったが、十分ではなかった」ということに気が付きました。各マネージャーも同じようなことを感じていたようです。何となく気が付いた人から火がついてどんどん膨らんでいきました。

ハードウェア開発部門に拡がり、今ではソフトウェア開発部門や企画部門にも膨らみ、事業部全体で取り組む状態となってきました。

中野様:やはりコミュニケーション効率が随分と変わったと途中から感じました。進捗会議で、全体の状況がすぐに分かり、会話が噛み合ってきたと感じました。例えば、私は気になる所を徹底的に突くようにしていますが、既に突かれた状態で情報が上がってくるようになりました。

随分と雰囲気も変わりました。みんなが自信を持っている感じがしています。

-TOCを導入して、一番良かった点は何でしょうか。

中野様:私の事業部は、企画から始まり、開発、生産、品質、営業、アフターサービスと多くの役割を持った部門が存在します。定期的に全員を揃えて事業部の方針を説明するのですが、短時間の説明で全体のベクトルを合わせるのは至難の業です。本当に難しい。それが、「共通の目標を定め、見える化する」ことで会話が成立するようになりました。事業部内のコミュニケーションは本当に良くなったと思います。

知識を積み重ねてモノを作る時、コミュニケーション力が高いと知識が爆発的に積み上がっていくので、物凄いモノが出力されます。逆にコミュニケーション力が低いと、小さい出力になってしまいます。コミュニケーション力はすごく大切です。企画や開発などクリエイティブな所に関しては、特に大切です。

以前からコミュニケーション力を上げなければいけないことは常々感じていました。今回、八塚が取り組んだ結果、朝会などで部門間のコミュニケーション力が上がっているのを見ると、やはりそれが全てではないかと思いました。 実際、職場が活性化している様子を見ると、やって良かったと物凄く感じます。

 

-ビーイングの対応はいかがでしたか?

八塚様:私たちの話をよく聞いていただけたと思います。私だったら絶対に怒ってしまう場面が何回もありましたが、それをしっかり受け止めながら、うまくリードしていただけたと思います。問題の本質を見極めて、目的から外れることがないようにリードしていただけたことによって、組織全体に活動が拡がっていったと思います。

中野様:タイミング良く適切なアドバイスをいただけたと思います。いつ私が全体をリードすべきかをきちんと押さえて、私が発言する場も設定してくれましたし、課題や解決の方向性を的確に提示してくれました。必要となるツールも的確に提供してもらえたと思っています。

経験上、こういう取り組みが上手く機能するまでには相当時間がかかると思っていました。それが短期間で成果をあげたのは、現場の人の力は勿論のこと、ビーイング様にサポートしていただいた力もあったと思っています。


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