Interview 1: どのようにして組織の文化を変革していったのか?(2/4)

* AQUOS R で撮影

何百回、何千回言っても、人の思考は絶対に変わらない。
組織に染みついた文化や思考を変えるには?

後 藤:組織が積み重ねた文化や思考、マネジメントスタイルを変えるのは難しいものです。組織に染みついた文化や思考を変えるご苦労があったのではないでしょうか。

宮内様:最初は上手くいきませんでした。人の思考を変えることは難しい、それが全てだと思っています。個人の思考が変わる事に頼ることなく、自然と思考が変わってしまう仕組みづくりが大事です。仕組みで変えていかないと無理な事に気が付きました。何百回、何千回言っても、言うだけでは人の思考は絶対に変わりません。

後 藤:私もそう思います。最後は仕組みでフローを変えないと変革は定着しません。そのように思考する、行動することが当たり前にしてあげないといけません。何回言っても、その言葉は消えていきます。

宮内様:極端に言うと、個人個人が自分からバッファ(安全余裕期間)を少なくしてくれる状態になることを期待してはいけないと思っています。個人のバッファがスッとなくなっているような状態を作らないといけません。そのような仕組みづくりが必要だと思います。

今でも試行錯誤しながら仕組みを変えています。朝会の運営方法や課題のエスカレーション方法もドンドン変わっています。毎週、部門長をはじめとする変革チームが「継続的改善ミーティング」で仕組みについて議論をしています。今度はこれをしよう、上手くいかないなら次は…、と。

仕組みづくりについては、まだまだやれることが沢山あると思っています。我々のゴールは、マネジメントを定着させる事ではないからです。我々はメーカーなので、売上を上げ、収益を上げる事が目標です。その目標を継続的に達成できる仕組みや手法を組織文化にできた時がゴールです。マネジメントが上手くいくだけでは、まだまだ足りていません。


お問い合わせはこちら